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テープライターとして仕事をするのにテープ起こしの資格は必要?

資格は必要?

テープライターになるためには、資格が必要だと考えている人も多いかもしれません。しかし、この職種は必ずしも資格がなければできないというわけではありません。スキルさえあれば、無資格でも働くことができる仕事です。資格があった方が有利になるケースもありますが、資格がなくても活躍できるチャンスはあります。

今回はテープライターの資格と、その働き方について紹介していきます。

テープライターの資格は民間のものしかない

テープライターに関連した資格は、今のところ民間資格しかありません。国家資格ではないため、資格の有無を重視する依頼主は少ないのが現状です。ただし、一定以上のスキルを持っていることを証明する手段にはなるため、資格を持っていれば依頼を得やすくなるかもしれません。

テープライターの資格を取得するには、通信講座で受講してから試験を受けるという方法が一般的なようです。受講料は7万円前後が相場で、初心者でも基礎からしっかり学べるため、効率的に学習したい人向きの講座と言えます。テープ起こしした文章をプロの講師に添削してもらうことで、自分の見落としやすい点や聞き取り間違いをしていた点がわかり、着実なスキルアップが見込めます。しかし、受講完了までに時間がかかることや受講料が必要となることがネックのため、時間的にも経済的にも余裕がある場合でないと講座を受けるのは難しいかもしれません。

講座によっては、修了後の就業サポート制度が充実している場合もあります。認定試験に合格して技能登録を済ませた後に貰える就業マニュアルを参考にするケースや仕事を紹介してもらうケースもあるようです。

テープ起こし未経験者を受け入れてくれる場合も

テープライターの資格を持っていない未経験者であっても、仕事を依頼してくれる企業や団体は存在します。初めは単価が安い案件しか回してもらえないことがほとんどですが、何件か依頼をして様子を見てから仕事の依頼数を増やしていく会社が多いようです。テープ起こしの仕事は向き・不向きがあるため、始めのうちはテストや研修のようなものと思うとよいでしょう。

ただし、未経験者であっても最低限の知識やスキルは求められます。最低限必要な技術として、パソコンスキルが挙げられます。タイピングの速さや正確さは当然求められ、パソコンソフトの基本的な操作は必要になります。また、記事の依頼についてはメールでやり取りすることが多いため、ビジネスマナーは身に付けておきましょう。加えて、語彙力や語学力も必要です。依頼を受ける案件がさまざまな分野にわたる場合、時事問題や社会問題、文化・芸能や海外のニュースなど幅広い分野について、日頃からアンテナを張っておくと仕事の役に立つでしょう。

資格がなくてもテープライターとして活躍する方法

先ほど、通信教育を受講してテープライターの資格を取得する方法を紹介しました。しかし実際に活躍しているテープライターの中には、資格を持っていない方もいます。どのように仕事を見つけているのか、その探し方について紹介していきましょう。

まずはテープ起こし会社へ登録して仕事をもらうという方法があります。インターネットを使って自分で会社を検索し、応募するというものです。ただし注意したいのは、トライアルが必須であり応募時期にはばらつきがあるということです。また、仕事が長期であるという保障はなく、月収も一定とは限らないというデメリット面があります。しかし、複数の会社に登録すれば、まとまったお金を稼ぐことも可能です。

次に在宅ワークを斡旋する会社を介して仕事を探したり、人脈を使ったりして仕事に就くという方法もあります。仕事をもらう会社が信頼できるかどうか見極めるのが難しいのが在宅ワークの難点ですが、人づてであれば安心感があります

VoXTサービスの文字起こしスタッフについて

 VoXTサービスでもテープライター(文字起こしスタッフ)を募集しております。特別な資格等は一切必要ありません。文字起こしスタッフご希望の方には講習を受けていただきます。基本的にはVoXTサービスで利用するアプリケーションや音声認識機能を利用して文字起こしをしていただきますので、今まで経験のない方でも問題なく従事することが可能です。

 興味のある方はこちらのフォームからお問い合わせください。

おわりに

テープライターとして活躍するためには、資格は絶対必要なものではありません。しかし、実務経験がない場合にアピールする材料にはなり得ます。より高度な技術を身に付けたい人は通信教育を活用してみましょう。最近はテープライターについて学べるテキストも販売されているため、教材を利用して独学で習得を目指してみるのもいいでしょう。

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