文字起こしと音声認識 , 文字起こしの基本 , 文字起こしの活用

文字起こしでエビデンスを強化。金融業界での音声認識活用事例と導入検討時のポイント

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金融業界における記録作成の重要性について

顧客の重要機密を扱う金融業界では、正確かつ迅速に業務を進めることが必須です。

お客様との窓口業務、顧客との商談、重要会議など、日々多くの業務がありますが、
「お金」を扱う仕事だからこそ、
「耳」で聞く「音声」だけでなく、「目」で見て確認できる「文字」のエビデンスが業務上の重要な要となります。

例えば、金融機関では作成した議事録を金融庁の検査や日本銀行の考査に提出する必要があります。
そのため、会議が理事会規定・規則や法令に従い、決定機関を通って議事、決議がとられているいうことを、議事録を通して証明することが必要です。

だからと言って、議事録作成の文字起こしに多くの人と時間を使うわけにはいきません。
ICレコーダーの録音音声を何度も再生・巻き戻しを繰り返す…これは業務の本分ではないはずです。

音声認識技術を使えば、発言内容を自動で文字化することができ、エビデンスの強化と大幅な業務効率化が可能になります。
今回は、金融業界でのAI音声認識の活用事例をご紹介します。

音声認識活用事例

お客様窓口での会話の字幕表示

窓口での会話をリアルタイムで文字化し字幕表示をします。
聴覚障がいのある方や小さいお子さん・お年寄りの方の情報保障になります。
金融業界特有の言葉が多く飛び交う重要な場面では、
目で会話を見ることで、より内容を理解しながら話しを進めることが可能になります。

顧客との商談記録をリアルタイム文字起こし

重要な取引の商談では「言った」「言わない」の齟齬が、後に重大な問題に発展する可能性があります。それを防ぐためにも備忘録を残す必要がありますが、記録を残すことに必死で、商談内容に集中できないなんてことがあれば本末転倒です。
リアルタイムに文字起こしをする事で、
商談中は会話に集中、商談後は文字で残した記録を必要な部分のみ、ピンポイントで確認ができます。

重要会議での議事録作成

経営会議などの重要会議では、決定に至るまでの協議内容を正確に記録し、情報共有のため関係者などへ速やかに議事録を回覧する必要があります。正確さと速さの両立が求められる議事録の作成業務は、担当者にとって大きなストレスにもなりかねません。

音声認識を活用することで、文字起こしを自動で行うことができます。
また話者識別ができる議事録作成ソフトでは、「誰が」「何を話したか」を機械が記録してくれます。
あとは、議事録の体裁を整えるだけなので、大幅な業務改善につながること間違いなしです。

音声認識システム導入検討時のポイント

最後に音声認識システムを導入する際の検討ポイントを3つご紹介します。

①セキュリティ上の心配は無いか
金融業界では、特に重要視される点なのではないでしょうか。クラウドサービスならばセキュリティについての要調査を実施し、スタンドアローン/オンプレミス型での製品導入検討も視野にいれる必要があるとおもいます。

②リアルタイムで文字起こしはできるか
議事録作成に速さが求められる、もしくは会話の情報保障として利用したい場合はリアルタイム文字起こしが必須の機能になります。

③話者の識別はできるか
議事録作成に「誰が」話した内容なのか、を後からICレコーダーの声を頼りに振り分けるのは、かなり大変な作業です。話者識別の機能がついているシステムを導入することで、機械が自動的に振り分けてもらうことができます

おわりに

音声認識技術を用いて記録に残すことにより、やり取りをエビデンスとして残すだけではなく、業務の効率化、記録の正確性など、質の向上にも繋がります。
コロナ禍を経て、金融業界にもデジタル化の大きな波が押し寄せています。
ITを活用したサービス向上や業務効率化の一つとして、音声認識がみなさまの業務上の課題解決に少しでもお役に立てれば幸いです。

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以上、お読みいただきありがとうございました。

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