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聴覚障碍者も積極的に参加可能!音声認識ソフトでWEB会議に日本語字幕

現代では多様な人材の雇用を行っている企業が増えており、聴覚に障碍をお持ちの方を雇用している企業も少なくありません。聴覚障碍者にとって課題の一つとなっているのが、コロナウイルスの影響から積極的に実施され始めたWEB会議です。
ここでは、WEB会議を利用する上で便利な文字起こしソフトとは何かを説明するとともに、導入のメリットについても詳しく解説していきます。

■聴覚障碍者が抱えるWEB会議参加の課題とは?

落ち込むビジネスマン

コロナ禍以前の対面の会議では、聞き取りづらさ・聞こえにくさによる音声コミュニケーションの難しさが聴覚障がい者にとっての課題となっていました。WEB会議時代においては、「相手の表情が読み取りづらい」という新たな課題が生まれました。

聴覚障碍者は、人によって聴覚の症状は異なるものの、相手の声がほとんど聞こえないこともあります。そのため、中には相手の表情から「何を話しているのか」を読み取る方も多いです。
しかし、WEB会議ではカメラの画質などが影響し、相手の表情が読み取りづらくなることもあり、会議への参加がままならなくなるケースが多々あります。
また、コロナ禍ではマスクを着ける方がほとんどなので、対面でも会話が難しくなるケースは珍しくありません。聴覚障碍者にとって、コロナ時代を生きるためには、そんな課題を解決するソフトの活用が重要になると言えるでしょう。

■文字起こしソフトを導入するメリット

文字起こしソフトというのは、その名の通りWEB会議などの発言を音声認識によって検知し、テキストに変換するソフトのことです。導入するメリットはさまざまですが、代表的なメリットは大きく分けて2つあります。

①会議の見える化を実現

文字起こしソフトを使用してWEB会議の発言を文字に起こせるということは、聴覚障碍がある方であっても、他者の発言が「見える」ようになるということです。これまで表情が読み取りづらいなどの理由で会議への参加を断念していた聴覚障碍者も、発言内容を視覚的に知ることができれば、会議の内容を理解するとともに、積極的な発言を促すことも容易になります。

②議事録を自動で作成できる

会議の見える化とは別に、「議事録をまとめやすくなる」というDXにおけるメリットもあります。例えば、会議では発言などをまとめる書記を用意する企業も多いですが、文字起こしソフトを導入すれば書記に代わって発言をテキストで記録しておけるため、人員削減を図れます。また、会議に参加できない場合や、DX化を重視する企業であれば、聴覚障碍の有無にかかわらずWEB会議で導入したいソフトであると言えるでしょう。

■「AmiVoice ScribeAssist」でZoom会議に字幕が付けられる!

WEB会議の様子

アドバンスト・メディアの製品「AmiVoice ScribeAssist」では、ZoomとAPI連携をすることでWEB会議に字幕を付けることが可能です。こちらのソフトを利用頂ければ、簡単に日本語字幕の出力が可能です。(法人向けのスタンドアローン型ソフトです)

また、Zoom以外の会議システムをご利用の場合でも、簡易的な字幕を表示できる「ポップアップ機能」を使って、リアルタイムに字幕表示が可能です。
WEB会議システムの画面共有機能を使えば、パワーポイントなどの資料とあわせて会議の文字起こし結果を表示できます。

リアルタイムに話者を識別することができる「AI話者識別機能」も搭載しているため、耳が不自由でも誰が話したかという情報も把握することが可能です。

■文字起こしソフトの導入にはメリットが多い

文字起こしソフトは会議の発言などを見える化できるため、WEB会議に苦難しがちな聴覚障碍者の会議参加を手助けします。
それだけではなく、会議の内容をテキストデータとして記録・保存することができ、議事録作成の手間を省くことも可能です。聴覚障碍者を雇用している企業やDX化を重視している企業であれば、WEB会議に文字起こしソフトを導入すべきでしょう。

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